2016/08/12

十津川:二津野ダム

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更にしつこいことに168号線をぐりぐりと南下。途中、十津川電力所(こんなところです)に立ち寄り風屋ダムと二津野ダムのダムカードを頂きつつ、そこから15分ほど進んだところで二津野ダムのダムサイトへと降りてゆく分かれ道に差し掛かった。ふたつの、と読む。ふたっつのぅ!と、ここは勢いを付けて発音したいところである。

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おお、結構降りていくねえ、と思いつつ降りてゆくと、果たして堤高76m/堤頂長210.6mの左右均等の見事なアーチの堤体が出現する。うおえああ!こうゆうのええわあ!なんなんだろう?もう高さがどうだとか、そういう事を云ってる場合じゃないね。あんたら凄えよ電源開発。J POWER。これは確実にPOWER貰えますね。

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ゲートの空いた穴から河川維持放流するなんてのがね、この高さのダムならではでしょうか。しかし実際に近くで見てみるとド迫力。

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ああ、アーチの天端だ。ダムの神が、ここには住んでいる。

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エメラルドグリーン!の、ゲート。

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ああああ川だ。

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ああああああ取水塔だ!!

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ああああああああああ左岸側に渡ってきてしまった!!!

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左岸側の上流より。うふー。結構溜まってんじゃなぁーい。

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右岸側の上流より。もふー。結構溜まってんじゃなぁーい。
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2016/08/12

十津川:風屋ダム

猿谷ダムを過ぎ、更に168号線をぐりぐりと南下、するはずだったのが、途中崖崩れによる通行止め等も有って中々思うように進まない。代わりのルートなどを探しながら進むうち、結構時間を喰ってしまった。

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で、辿り着いたのが、電源開発所有の風屋ダム。名前からして洒落ている。風よ!私は風になるのよ!のみならず、ダム名の石板までも英語表記と洒落ている。1960年竣工とは思えない。さすがJ POWER。

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これぞ重力式!とでも云うべきしゃきんっ!とした堤体。堤高101m/堤頂長329.5m。この写真ではわかりにくいかもしれないが、洪水吐の下はスキージャンプ式になっている。

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天端。堤頂長300mm以上だけあって対岸は遥か彼方。が、その事が後の災厄をもたらすことに。

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上流側。うーんビシッとしてるねえ。鉄骨のローラーゲートが早明浦を思い起こさせる。そういえば只見川の滝ダムも鉄骨だったよな。そろそろ鉄骨=早明浦とかばっかり云っている時代ではなくなってきているのかもしれない。しかるに早明浦には絶対的信者も多く居るであろうからして、ここではこれ以上の突っ込んだ議論は控えさせて頂きたい。

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鉄骨。好き。

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洪水吐の上から下流側を覗く。写真では中々伝わりずらいと思うが、こええよ!スキージャンプ台になっているせいか、副ダムとかの減勢池は無い。

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上流側を覗いてみる。くっはあ。こういう時にダムという構造物の巨大さを感じますよね。

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風よ!いま私は谷間に吹きすさぶ風になってるのよ!!かぜ~のたに~の♪

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右岸側上流より。この直後、どういうわけか猛烈な便意に襲われた。しかし周囲には厠らしきものはない。管理所らしい建物は近くに建っているっちゃあ建ってるが、ご存知の通り発電専用ダムというのは基本的に無人である筈で、よしんば人が居たとしても、なんていうのかな?なんか、この時、私、なんかね、変に人見知りになっちゃってて、すいませーんトイレ貸して下さーい、みたいな、そういうのとも違うんだよなー、みたいな、なんて嘯いている間にも糞は私の直腸をぐんぐん圧迫してくる。あっはあん!これは相当の軟便。そこで私、やむなく左岸側の和式便器の有る便所の有る駐車場へと引き返そうとしたが、遠い!左岸遠い!なんなんでしょうか、この圧倒的な絶望感!ああああああああああああああああああああああは!糞毒が頭に回って目の前が茶色になってきた!お尻が尻が尻が尻が尻が尻が尻が穴が糞が尻が穴が糞が尻穴糞尻穴糞糞尻穴!

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その後のシッチュエーションはご想像にお任せするとして、まあそれでも、すんでのところで糞死を免れた私は下流側から停滞を見渡せるスポットを発見。まあ所謂橋の上ですな。まあそういう事ですよ。ところが、酷い逆光。

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なんか悔しいもので、二津野ダムを訪問した帰り道に再度撮影。ところが今度は真っ暗。糞だけにくっそう!!

以上
2016/08/12

熊野川:猿谷ダム

年末も差し迫った2015年12月28日。奈良県は五條市から168号線をぐりぐりと南下していた。熊野川のダムを巡る旅である。年末と云えばダムと相場は決まっている。あれは2008年の大晦日だったか、その日、私は当時住んでいた大阪から実家へ帰省する途中、木津川5連ダムのメンバーである高山ダムと布目ダムへと立ち寄ったのだった。とりわけ印象に残ったのが布目ダムで、大晦日にダムなんかへ来る人も居るわけなく、広大なダムサイトには私ただ一人。夕闇がひたひたと忍び寄る恐ろしい程の静寂の中、次第に雪が降り始め、あれは実に神秘的な体験であった。

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それにしても奈良の山道はぐりぐりしている。運転してても酔いそうだ。そうこうしてる内、最初に見えてきたのが国交省所轄の猿谷ダム。あーいあい♪ってやつだ。おさーるさーんだよー♪ってやつだ。

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ダムカードを頂いて、

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左岸側を臨みつつ、

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天端へ。

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天端にお猿さんマークが。

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湖。猿谷貯水池という。「池」というのが謙虚でイイネ!

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絶賛河川維持放流中。安心してください吐いてますよ。

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ローラーゲート。この後訪れる風屋ダム、二津野ダムもローラーゲートだし、以前に訪れた吉野方面のダムも確かローラーゲートが多かったような感じがするし、奈良はローラーゲート推しか?

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右岸側より。下流側から停滞を眺められるポイントは見つからなかった。堤高74m/堤頂長170m。

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左岸側の遊歩道のベンチには、こんなかわいいお猿さんが。猿推し。
2016/07/30

和賀川:湯田ダム

3月某日、仕事の出張で岩手県は北上に一泊した。いや、ほんとは水沢江刺で仕事があったのだが、その前にどうしてもどーしても行きたい場所が有って、もう一駅先の北上へ自腹にて前乗りしたと云った塩梅である。

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それは北上川水系和賀川上流の湯田ダム。北上特定地域総合開発計画(KVA)の根幹事業として1964年に竣工されたいわゆる北上川五大ダムの一つ。目的は洪水調節と不特定利水、及び水力発電の三つである。洪水調節についてはカスリーン台風時の洪水を基準として、毎秒2,200トンの洪水をダムにおいて毎秒1,800トン分カットし、下流には毎秒400トンを放流する。とまあ、そういったウィキからの受け売りは一旦置いておくとして、どうしてもここへ来たかったのは、日本に12基しかない重力式アーチダム、その中でも最もイケてる重力式アーチダムだからという理由に他ならない。

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JR北上駅前で駅レンタカーを借り、北上線沿いの107号線をえっちらおっちらと1時間ほど走ってゆけば湯田ダムへとあっさり到着する。堤高89.5m/堤頂長265mの重力式アーチダム。

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これのどのあたりが重力式アーチとして日本一イケてるというのか?それは、もう少し近寄ったこの眺めを見て頂ければ分かるだろう。重力式アーチというのは文字通り重力式とアーチとが混ざった型式、という事になるが、堤体の下側へ行くに従って肉厚となる重力式ならではの形状と、アーチ式ならではの見事な湾曲具合が相まって、まるで山間部に突如として超巨大なスリバチが出現したかのような有様なのだ。そのド迫力具合といったら!もう1基湯田ダムを準備して向かい合わせに貼り合わせ、本当のスリバチにして壮大なゴマスリをやってみたいと思ったダムマニアは私一人だけではない筈だ。

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天端。アーチ式の天端を渡ってると何かシアワセな気分になるのは何故でしょうか?そうだ、対岸側の堤体背面をチラ見出来るからだ。いま分かった。

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ダム湖は錦秋湖という。島が浮かんでいるのがイカス。

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ラジアルゲートの上から洪水吐を見下ろす。導流壁がスキージャンプ式となっている。ここから放流なんてことになったらエライことになるだろう。見てみたいなあ。

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スリバチの堤体を見下ろしてみる。なんかよくわかりませんね。

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右岸側より。うーん、どこから見ても本当に素晴らしいスリバチ。

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取水塔。

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上流側より。こっちからみるとアーチ式以外の何物でもない。ちなみにこの日、ダムサイトではとんでもない強風が吹き荒れていた。特に上流側。管理所隣の慰霊碑の周りにはぐるりと竹で出来た囲いが立てられていたので、恐らくこの辺りは日常的に風が強いのだろう。

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と、いう事で一通り日本最高のスリバチを愛で回した訳だったが、これで終わらないのが湯田の凄い所なのだった。後ろ髪を引かれる思いで堤体に別れを告げ、錦秋湖左岸を更に遡上。そろそろダム湖から普通の川に戻ってきたな、と思った辺りで左手に運動公園の入り口が見えてくる。もちろん運動がしたいわけではない。したいわけではないが、そういった野暮は云いっこなしで運動公園へ入っていくと、果たして湯田貯砂ダムの案内板が。そうです。錦秋湖内の堆砂を防ぐために作られた大規模な貯砂ダムがここに鎮座ましましておられるのです。で、この貯砂ダム、何とダム内部が通路になっており水量の少ない時は人が通行できるようになっている。越流していれば流れ落ちる水流を通路内で裏側から見られるというとんでもない代物なのだったが、あいにく私が訪れた折には見ての通り、閉鎖中。

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貯砂ダムを俯瞰出来る位置へ移動して見てみると、水位が上がってほぼ水没状態であった。そりゃ入れんわ。それにしても余りに非日常的な光景ではないか。通路に入れなくても、越流を裏から見られなくても、それでも、ここへ来て良かった。
2016/07/23

刈谷田川:刈谷田川ダム

さて、これで魚沼一帯のダムもあらかた見て回った。思うに、初日の阿賀野川水系から始まり、只見川を遡上して、南魚沼まで出て三国川ダムを訪問し、それから魚沼へ引き返して行ったり来たり、と随分と目茶苦茶な移動をしたものである。しかし、なんてゆうのかな?いざ大体のところを見て終わってしまうと、祭りの後の寂しさっつうの?これでもう帰っちゃうのかと思うと何となく残尿感が残るもので、最後の悪あがきで他に寄れるダムはないものかとDam Mapを検索などしてみるのであった。すると、あった。なんと、これから長岡へ帰る山道の290号線からちょいと寄り道したところに刈谷田川ダムって云うんですか、聞いたことないけど、あるじゃあないですか。

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290号線をひた走り、栃尾(アブラゲ旨い!)の手前で刈谷田川ダムの案内板が見えてくるので、そこを鋭角的に右折。あとは4Km程を超音速で走ればあっさりと到着する。刈谷田川ダムの目的。ふむふむ、治水と利水と発電を分かりやすく書いてるね。県営補助ダムの教科書のようなダムなんだな。

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堤体はこんな感じ。このアングルからだと何の変哲もない重力式コンクリートダム。

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もうちょっと横から。うーん、直線だ。堤高83.5m/堤頂長202.5m。

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うーん、石碑からして県営だ。

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県営な感じの天端。天端にボートが放り出されていて、それを隣の赤いクレーンがダム湖に降ろすのだろう。

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上流側より。破間川ダムと同様、夏季制限水位でかなり低くなっている。

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余り広大とは云い難いダム湖。このダム湖名は何と云うのだろう?

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んん?なんか変わった減勢工だな?根っこがくびれてるというか?堤体の導流壁も下の方が狭まっているというか。その秘密はね、下流側から背面を見ると良く分かるのだよ。

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おお、あの建物の有るあたりに行けば背面が良く見えそうだ。

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右岸側より。

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先ほど天端から見えた建物は刈谷田川ニューホテルというホテルだった。が、すでに潰れていた(苦)。それでも車の出入りは自由のようで、駐車場に車を停めてあっちっこっち見回ってみると、果たして両岸の木が少し邪魔ではあるけれど背面を正面から(なんのこっちゃ)拝めるポイントが有った。あーなるほど、こうなっているわけか。この手の洪水吐の導流壁は、上から下まで平行か、もしくは下が広がった構造になっているのが普通なんだけど、このダムは導流壁が下に行くほど狭まっているのだ。いったいなんのために?あふれたりしないのだろうか?

などと首をかしげているうちに、このダム巡りも終わってしまった。あ、終わっちゃった。終わってしまえば呆気ないものである。ほんの数日前までは会津に居たのになあ。最初のダムは、かのコンバイン、大川ダムだった。もう大分昔の事のような気がするが・・・・あれからいったい何基回ったのだろうか?

会津~只見~魚沼・・・・正に神の一帯であった。ダム的にね。

以上終わり。お疲れっす。
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